食品の安全性と品質システム確立に向けて FSSC22000、ISO22000規格の構築をサポートいたします

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  食品工場では品質保証の中で安全性を保障することが最優先項目であり、このための手法がHACCP監視方式であり我が国も義務化を進めており導入が急務になってきています。
しかし、HACCP方式を取り入れてHACCPプランを作成するだけでは、定着・運用には至りません。HACCP導入までのステップが重要です。まず、経営者が全社を挙げ経営資源を投入して実行することをコミットメントすることが重要です。そして、先ずチームを編成してコーディネーターを指名すること、つまり組織を作ることから始まります。
  このチームに教育・訓練を実施しながら、12のステップにそって進めていきます。特に、前提条件であるPRP項目の整備を進め、衛生管理の状態を把握し管理方法を決めて文章化していきます。PRP項目は食品の安全も含めた品質管理を広くカバーしており、この整備と運用が充実していることにより、HACCPで安全にかかわることに焦点を絞って徹底的に管理できます。このふたつは食品の品質保証体制の両輪であり、PRPの整備なくしてHACCPを導入することはできません。
  まず、PRP項目の製造ラインの洗浄殺菌・個人衛生・日常衛生管理・空調施設などの環境衛生の基盤づくりから始めます。これらの項目について標準化し、基準値を設定して、最適な管理運用方法を決め、モニタリングで監視していき、その標準作業手順書(SOP)を整備していきます。
  PRP項目の基盤づくりを十分にして、HACCP監視方式でCCPを監視していくとともに、HACCP教育を実施していきます。そして、これらの費用有効度を品質コストの視点でとらえて、品質保証体制を作り上げていきます。これらのHACCPシステム導入の流れをカナダでは実践的で具体的な9つのステップで進めています。
  品質保証体制は国際的な規格であるISO9001’sがあり、これにPRP項目とHACCP方式を取り入れられたのがFSSC22000規格です。この規格の認証を取得することで、第三者から企業の品質保証体制の適格性が保証されます。
また、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14000は、企業活動に伴う環境負荷を絶えず減少させていくシステムであり、地球環境に配慮していることの証明です。
  ISO9001’sとはマネジメントの対象は異なるもののシステムは共通のものです。品質保証体制と環境側面の必要項目を検討してシステムの構築していくのが望ましいといえます。

これからFSSC22000、ISO22000などHACCPシステムの導入を目指される企業様へ

HACCPシステムを導入されている企業様へ