厚生労働省が公表している令和4年度の病因物質別月別食中毒発生状況によりますと、食中毒は年間で962件届け出があり、その中で細菌に起因する食中毒は285件発生しています。食品工場での発生件数は少ないですが、一度発生しますと製品数量が多く、広域流通する関係から、短時間で多くの患者が発生する危険性があります。
食品取扱施設で食中毒を発生させないためには、フードチェーン全体で取り組む必要がありますが、特に原材料管理、工程管理(加熱殺菌、従業員の衛生管理)と製造機械、製造施設の衛生管理が重要になります。
今回のセミナーでは、細菌の基礎知識から、製造工場、施設の衛生管理のポイントについて、事例を含め紹介、細菌性食中毒防止について理解を深めたいと思います。
開催日時 | 2024年7月23日(火曜日)9:30~12:00 |
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参加費 | 1名 3,300円(税抜価格3,000円) |
定員 | 60名 |
方法 | Web開催(Zoomを使用いたします。ネットの接続環境をご確認ください) |
注意事項 |
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お問い合わせ | 弊社へのお問い合わせは下記URLをご参照ください。 https://www.eqm.co.jp/contact.html |
臨床検査業務(衛生検査技師) や食品企業の品質管理の経験を元に、食品製造現場の食品衛生の問題解決を手がける。都道府県、業界団体における講演活動、投稿も行う。
JRCA登録 ISO22000:2018審査員補(F1214)
FSPCA予防管理適格者(PCQI)
食品工場、医薬品工場における微生物対策、異物混入原因調査の実務経験をもとに原因究明や改善対策(洗浄計画の立案、設備改善等)をサポートしている。
時間 | 内容 |
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9:30~10:30 | 1.微生物の基礎知識 |
10:30~12:00 | 2.食品加工時の微生物汚染防止対策(工程管理) |