食品工場・食品流通業対象
2019年11月20日(水):東京会場※会場が変更になりました
(NMF新宿南口ビル4F/JR新宿南口 徒歩3分、都営新宿線/都営大江戸線/京王新線 新宿駅A1出口 徒歩1分)
2019年11月21日(木):大阪会場
(JEC日本研修センター 江坂/大阪メトロ 御堂筋線 江坂駅 徒歩1分)
13:00~17:00
会費:¥8,000-
時間 | 内容 | 講師 | |
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1 | 13:00~13:30 | 食物アレルゲンの課題と食品安全における位置付け | 津田 訓範 |
2 | 13:30~16:15 | 2.1食物アレルゲンのハザード分析の考え方 2.2食物アレルゲンコントロールプログラム ①原材料の管理(供給者の管理と点検) ②製造施設の管理 ③製造工程の管理(原材料保管、生産順など) ④食物アレルゲンの除去洗浄 ⑤動線管理(食物アレルゲンマップ) ⑥従業員の教育、訓練 ⑦食物アレルゲン監査 |
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3 | 16:15~17:00 | 食物アレルゲン管理における対策事例 | 中村 澄 |
食物アレルギー表示制度は、アレルギー患者が食品表示を見て食物アレルゲンを避けることにより、事前に健康被害を回避するのが目的です。このため食品取り扱い施設に対して求められるものは、加工食品に食物アレルゲンが混入しない仕組み作りと食物アレルギーに関する正しい知識です。
このセッションでは最新の食物アレルゲンに関する情報、患者の立場、食品工場の立場から食物アレルギー管理の重要性を考えます。
HACCPシステムを確立するためにはハザード分析を行い、予測されるハザードを明確にする必要があります。このセッションではリスクマネジメントの考え方に沿って、食物アレルゲンのハザード分析の方法について解説します。
食物アレルゲンコントロールプログラムの導入は原材料の確認から始まります。原材料の保管、製造工程管理、洗浄方法など工場で管理できる管理項目について文書化を行い、教育によって管理方法の運用と定着を図ります。さらに定期的な検証によってプログラムの運用状況を監視し改善できる体制を整えることが大切です。
弊社では食物アレルゲンコントロールプログラムを7項目に整理し管理方法を設定し、実践しておりますが、このセッションではこれらの7項目について実例を含め詳細に解説します。
食物アレルゲン管理においては、製品特性と工場の特徴を考慮し実行可能な食物アレルゲン管理方法を導入する必要があります。このセッションでは、食物アレルゲン管理を導入する際の専用化やカラーコントロール、作業動線管理、洗浄作業と有効性評価について対策事例を中心に解説いたします。
(注) 当社と同業種、コンサルタント・個人の方のご参加はお断りしておりますので、予めご了承ください。