最近、医療関連感染の原因の一つに医療施設の環境衛生が取り上げられ、医療関連感染の約20%が、医療施設の環境から引き起こされていると言われている。
そこで、環境整備の役割が益々重要視されて来ている。環境を整えること、即ち、環境整備は、全ての制御策に先んじて行う重要且つ基本となる感染制御策です。
今回、清潔区域と称される手術室を中心に、病棟のICU,NICU/GCU,PICU,無菌病室等の環境感染管理の「環境の清浄化」を目指す上で主な阻害要因となる清掃(埃)、空気、昆虫(ダニ)をどのようにマネジメントし、感染経路の遮断を図ったら良いのか、皆様が日頃、現場で抱えていらっしゃる問題点、疑問点を提供して頂き、意見交換をしてみたいと思います。
積極的な皆様のご参加をお待ち申し上げております。
時間:13:30~17:00
会費:医療従事者 ¥5,000-/1名(テキスト代を含みます)(看護学生 ¥3,000-)
尚、参加費は郵便払い込み用紙に病院名・参加者・参加会場をご明記の上、
受講日の3日前までに指定の郵便払い込み口座にお振込みください。(手数料はご負担願います)
※郵便払い込み口座 00140-3-484189 シーアンドエス(株)
※他銀行から下記への振込みも可能です。
銀行名:ゆうちょ銀行 店名(カナ):〇一九店(ゼロイチキュウ店)
預金種目:当座 口座番号:0484189 シーアンドエス(カ
*キャンセルの場合、一旦お振込み頂いた参加費は、原則、返金致しませんが、当日の
「テキスト」をお送りさせて頂きます。ご了承願います。
易感染患者の集まる医療施設において、患者さん、医療従事者にとって「安全で安心して治療に専念できる環境づくり」は、病院にとっては、最重要課題と言えます。そのためには、感染リスクを低減できる仕組みがあり、十分機能していることが問われます。環境感染リスクとなる空気、昆虫(ダニ)、清掃(埃)について解説します。
平成7年度「厚生白書」で初めて「医療はサービス業」に分類されました。サービス業は、顧客(患者)満足が得られねば病院経営が成り立たないということです。
医療に携わる人達は、常にホスピタリティ・マインド(患者を思いやる心、大事にする心) を持ち、それをどのように表現し、患者や家族に受け入れられるかが問われます。「ホスピタリティ」の患者満足に直結する効果的、経済的な表現方法は、「クレンリネス」を実現することです。
クレンリネスとは何か、クレンリネス管理とは何か、それがどのように感染予防に繋がるかを解説します。
1)清掃の重要性とその効果
「環境整備の基本は、“清掃”であるが、その際一律に広範囲の消毒は行わない。」
(H26年12月19日.厚生労働省医政局地域医療計画課長通達):
私達の研究室で10病院の手術室のホコリを分析した結果、感染起因菌を含む種々の微生物が内在していることが判明しました。弊社の手術医学会発表資料を基に除塵清掃の重要性を再認識します。「ホコリを堆積させない構造(サニタリデザイン)と工夫、そして管理プログラムの作成」がKEY POINTとなります。
2)目に見えない空気の清浄化、現場での運用管理がポイント
手術室をはじめ清潔区域には、HEPAフィルタ等高性能フィルタが設置されています。 しかし、室内の空気が、設定された清浄度レベルを維持しているかどうかは、調査してみな ければ分りません。調査データが、当初の設定レベルを下回った場合、設備管理の不備か、 手術室の運用管理上の問題か、或いは、その両方かを判断し、対策を講じます。また、定期的 な空気環境調査を行い、経時的データを分析してHEPAフィルタの適正な交換時期を知ること も出来ます。空気汚染を防ぐ為に、事例・データを基に適切な管理について解説します。
3)感染症を媒介する昆虫の脅威
地球温暖化により、南方でしか問題にならなかった感染症が、わが国でも脅威になって来ているのが現状です。「感染症新法」(1999)では、昆虫は、病原菌の媒介者と位置づけています。わが国でも発症したデング熱、そして、リオ・オリンピックで心配されたジカ熱もヒトスジシマカの媒介による感染症です。また、昆虫の体表には、いろいろな微生物が付着しています。殺虫剤を出来るだけ使わず、「環境の操作」による昆虫管理について解説します。
時間 | 内容 | 講師 | |
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1 | 13:30~14:10 | サービス業としての病院、 如何に「ホスピタリティ」を演出するか |
病院バイオ・クレンリネス 研究会 インストラクター 岩田 哲郎 |
2 | 14:10~14:20 | 休憩 | |
3 | 14:20~15:30 | 環境の清浄化を図る 1)清掃(洗浄)の重要性とその効果 2)目に見えない空気の清浄化、現場での 運用管理がポイント |
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4 | 15:30~15:40 | 休憩 | |
5 | 15:40~16:30 | 3)感染症を媒介する昆虫の脅威 | |
6 | 16:30~17:00 | まとめ・質疑応答 |
日程 | 会場 | 会場名 | 所在地 | 会場連絡先 |
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7月14日 | 横浜 | グランべル横浜ビル 9F 中会議室 |
横浜市中区山下町252 | 03-3379-7881 (シーアンドエス) |
7月21日 | 宇都宮 | 宇都宮市文化会館 4F 研修室 |
宇都宮市明保野町7-66 | 028-636-2121 |
7月28日 | 土浦 | 土浦市亀城プラザ 4F 第6会議室 |
土浦市中央2丁目16-4 | 029-824-3121 |
8月25日 | 前橋 | 群馬県公社総合ビル 2F 第5会議室 |
前橋市大渡町1-10-7 | 027-255-1166 |
9月8日 | 千葉 | 千葉市文化センター 9F 会議室Ⅳ |
千葉市中央区中央2-5-1 | 043-224-8211 |
9月15日 | 大宮 | ソニックシティ 8F 802会議室 |
さいたま市大宮区桜木町1-7-5 | 048-647-4111 |
9月22日 | 東京 | 連合会館 5F 501号室 |
千代田区神田駿河台3-2-11 | 03-3253-1771 |
時間 | 内容 | 講師 | |
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1 | 13:30~14:10 | サービス業としての病院、 如何に「ホスピタリティ」を演出するか |
病院バイオ・クレンリネス 研究会 インストラクター 岩田 哲郎 |
2 | 14:10~14:20 | 休憩 | |
3 | 14:20~15:30 | 環境の清浄化を図る 1)清掃(洗浄)の重要性とその効果 2)目に見えない空気の清浄化、現場での 運用管理がポイント |
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4 | 15:30~15:40 | 休憩 | |
5 | 15:40~16:30 | 3)感染症を媒介する昆虫の脅威 | シーアンドエス㈱ 木村俊彦 |
6 | 16:30~17:00 | まとめ・質疑応答 |
日程 | 会場 | 会場名 | 所在地 | 会場連絡先 |
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8月18日 | 大阪 | JEC日本研修センター江坂 中会議室D |
吹田市江坂町1-13-41 SRビル江坂 |
06-6386-4040 |
注* 当社と同業種、コンサルタント・個人の方のご参加はお断りしておりますので、予めご了承ください。