HACCPシステムを導入されている企業様へ




    HACCPシステム(ISO22000、FSSC22000など)を導入された企業からよく聞くことがあります。

    1)食品安全チーム以外の従業員はHACCPシステムを理解していない。
    2)認証を得ることがゴールとなり気が抜けてしまった。
    3)運用してみると各部門のマニュアルに統一性がなく、運用の妨げになっている。
    4)洗浄など、手順書通り行っているのか、確認する方法がない。内部監査でも確認することが難しい。
    5)前提条件プログラムの運用確認ができていない。
    6)形骸化してしまった など。

   「HACCPシステムは危害が発生した後に対応するためのものではなく、危害の発生を予防するシステムであり、生物学的、化学的、物理的な危害の発生を防ぐためのマネジメント上の道具(tool)ともいえる」1)と説明されています。適切な頻度でみなおし、検証を行ってより良いシステムにしていく必要があります。ISO22000:2005の序文にも「もっとも効果的な食品安全システムは、構築されたマネジメントシステムの枠組みの中で確立され、運用され、更新され、組織の全体的なマネジメント活動に組み込まれる。これは組織利害関係者に最大の便益をもたらす」とも説明されています。
  品質保証を達成するには、食品安全マネジメントシステムをツールとして効率的に使用することが必要です。
  「弊社では、HACCPシステムを導入された企業に対し、前提条件プログラムの確認、HACCPプランの検証、定期的に実施される品質会議の運用サポート、各種監査のサポートなど品質保証に直結したサポートをいたします。

1) HACCP:衛生管理計画の作成と実践 総論編 P.5 より引用作成