食品工場対象
時間 | 内容 | 講師 | |
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1 | 13:00~13:30 | 食物アレルゲンの最新情報 | 津田 訓範 |
2 | 13:35~16:00 | 食物アレルゲンコントロールプログラム | |
2-1 | 13:35~14:00 | 原材料の確認と管理 | |
2-2 | 14:00~16:00 | 製造工程における食物アレルゲンコントロール | |
3 | 16:05~17:00 | 定着のための監査と教育 | 辰口 誠 |
2006年1月、FDAによる表示制度が開始され、同年、カナダのオンタリオ州法において学校給食のアレルギー対策「サブリナの法律」が施行された。北米では食物アレルギーによるアナフィラキシーショックで年間150名程度が死亡しており、重要な課題になっている。このセッションでは、北米と日本の最新情報について述べ、食物アレルゲンコントロールの必要性について考える。
食物アレルゲン対策で供給者の管理は重要なポイントである。予め詳細な調査を実施し、使用する原材料、加工工程、他のラインで特定原材料を含む製品を加工しているのかなどの情報と実態を確認する必要がある。そして問題が確認されれば、改善要求を行い、安全な原材料が納品できる体制を整えなければならない。
カナダのSQA(Supplier Quality Assurance)の考え方を参考に、食物アレルゲン汚染防止対策の視点から供給者の管理方法について説明する。
食物アレルゲンコントロールは原材料の保管、製造工程のセパレート、生産順序の管理、そして食物アレルゲン洗浄によって行う。製品特性、製造ラインの状況を把握し、どの手段でコントロールが出来るのかを明確にして、管理する体制を整えることが必要である。このセッションでは、現状のインスペクションによる確認から、コントロール方法の決定まで、実例を含め解説する。
食物アレルゲンコントロールプログラムがシスマティックに運用され、定着しているかを定期的に確認しなければならない。それには監査を実施して、指摘された内容について教育プログラムを組んで是正する取り組みを行うことが重要である。
このセッションでは、食物アレルゲン監査とフォローアップのための教育について解説する。
注* 当社と同業種、コンサルタント・個人の方のご参加はお断りしておりますので、予めご了承ください。