第214回EQMセミナー『食物アレルゲンコントロールⓇプログラム』

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EQMセミナー情報EQM Seminar Information

食品工場・食品流通業対象

第214回EQMセミナー
食物アレルゲンコントロールプログラム
―食品工場における食物アレルゲンコントロールを行うための考え方について―
  厚生労働省は、平成30年6月13日に「食品衛生法等の一部を改正する法律」を公布しました。改正の焦点の1つはHACCPに沿った衛生管理の制度化であり、全ての食品事業者を対象にこの実施を求めています。
  HACCPを確立する上で、ハザード分析は最重要ともいえる工程ですが、食物アレルゲンのハザードとしての重要性はますます高まっているといえます。
  また、ISO/TS22001-1では「10.3アレルゲンの管理」を求めおり、FSSC22000第4版ではアレルゲン管理の内容が第3版より強化されました。

  シーアンドエス株式会社は、多くの食品取り扱い施設において食物アレルゲンコントロールの導入、管理に携わっており、豊富な経験に基づいて解説します。食品工場の食物アレルゲンコントロールプログラムの導入と運用、食物アレルゲン教育の場としてご活用いただければと思います。皆様のご参加をお待ちしております。

2018年11月7日(水):東京会場 ※会場が変更となりました
(新宿NSビル 3階 北ブロック3-L/JR線他 新宿駅 南口・西口 徒歩7分)
2018年11月9日(金):大阪会場
(JEC日本研修センター 江坂/大阪メトロ 御堂筋線 江坂駅 徒歩1分)

13:00~17:00
会費:¥8,000-

EQMセミナー スケジュールEQM Seminar Schedule

  時間 内容 講師
1 13:00~13:30 食物アレルギー管理の重要性 津田 訓範
2 13:30~14:00 食物アレルゲンのハザード分析方法
3 14:00~16:30 食物アレルゲンコントロールプログラムの確立
  ①原材料の管理(供給者の管理と点検)
  ②製造施設の管理
  ③製造工程の管理(原材料保管、生産順など)
  ④食物アレルゲンの除去洗浄
  ⑤動線管理(食物アレルゲンマップ)
  ⑥従業員の教育、訓練
  ⑦食物アレルゲン監査
3 16:30~17:00 食物アレルゲンコントロールプログラムの運用

講演要旨Abstract Of Lecture

1)食物アレルギー管理の重要性

   食物アレルギー表示制度は、アレルギーの患者が食品表示を見て食物アレルゲンを避けることにより、事前に健康被害を回避するのが目的です。このため食品取り扱い施設に対して求められるものは、加工食品に食物アレルゲンが混入しない仕組み作りと、食物アレルギーに関する正しい知識です。
  このセッションでは患者の立場、食品工場の立場から「食物アレルギー問題の今」を考えます。

2)食物アレルゲンのハザード分析方法

  HACCPシステムを確立するにはハザード分析を行い、予測されるハザードを明確にする必要があります。このセッションでは食物アレルゲンのハザード分析の方法について解説します。

3)食物アレルゲンコントロールプログラムの確立

  食物アレルゲンコントロールプログラムの導入は原材料の確認から始まります。原材料の保管、製造工程管理、洗浄方法など工場で管理できる管理項目について文書化を行い、教育によって管理方法の運用と定着を、さらに定期的な検証によって監視し改善できる体制を整えることが大切です。
  弊社では、食物アレルゲンコントロールプログラムを7項目に整理し管理方法を設定、実践しておりますが、このセッションではこれらの7項目について実例を含め詳細に解説します。

4)食物アレルゲンコントロールプログラムの運用

  食物アレルゲンコントロールプログラムの導入は原材料の確認から始まります。原材料の保管、製造工程管理、洗浄方法など工場で管理できる管理項目について文書化を行い、教育によって管理方法の運用と定着を、さらに定期的な検証によって監視し改善できる体制を整えることが大切です。
  弊社では、食物アレルゲンコントロールプログラムを7項目に整理し管理方法を設定、実践しておりますが、このセッションではこれらの7項目について実例を含め詳細に解説します。


(注) 当社と同業種、コンサルタント・個人の方のご参加はお断りしておりますので、予めご了承ください。