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第222回EQMセミナー 『微生物制御のための洗浄殺菌と予防管理手法』

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EQMセミナー情報EQM Seminar Information

食品工場・食品流通業対象

第222回EQMセミナー
『微生物制御のための洗浄殺菌と予防管理手法』
  洗浄殺菌は一般的衛生管理プログラムの中心であり、HACCP構築・食品安全にとってCCPに次ぐ重要な管理項目です。2018年に改正されたISO22000ではOPRPの定義の変更と処置基準が追加され、また米国食品安全強化法(FSMA)では予防管理プログラムが義務付けられましたが、いずれも適正な洗浄殺菌が重要な食品安全ハザードの予防や低減に必須であることの現われと言えます。

  実際の製造現場においても製造機器、付帯設備、製造環境の洗浄殺菌を実施していますが、原材料などから製造環境に持ち込まれる微生物は様々であり、製造機器や環境の洗浄不足により危害微生物が生残する場合があります。こうした危害微生物による製品への二次汚染を防止するためには、科学的根拠に基づく洗浄殺菌手順の設計と運用が不可欠です。また、妥当性のある手順の設計のためには、対象となる危害微生物の種類や特性、洗浄理論などの基礎的な知識や情報の理解も欠かせません。

  本セミナーでは、微生物制御のための洗浄殺菌の基本から設計手順、様々な実用例や改善事例を含めて紹介いたします。新規ライン立ち上げ時や設備導入時の洗浄方法の設計、現行の洗浄方法の見直し、微生物汚染の問題解決にも参考にできる内容です。皆様のご参加をお待ちしております。


2019年7月10日(水):東京会場 
(本社セミナールーム/JR新宿駅南口徒歩15分、京王線初台駅徒歩10分)
2019年7月12日(金):大阪会場
(JEC日本研修センター 江坂/大阪メトロ 御堂筋線 江坂駅 徒歩1分)

13:00~17:00
会費:¥8,000-

EQM セミナー スケジュールEQM Seminar Schedule

  時間 内容 講師
1 13:00~14:00 危害微生物による汚染のメカニズム 中村    澄
2 14:10~15:40 洗浄理論と予防管理手法
3 15:50~16:50 洗浄による対策の実際

講演要旨Abstract Of Lecture

1)危害微生物による汚染のメカニズム

  食品の製造では、原材料の生産段階、製造加工、包装、流通のあらゆる段階を通じて、微生物による汚染を受ける可能性があります。危害微生物による食品への汚染を防止するためには、原材料由来の微生物の把握、製造機器や環境に偏在している微生物の存在を含め、汚染メカニズムを明確しておくことが重要です。
  ここでは、食品危害微生物の種類や特性、製品や工場による特性について理解を深めるとともに、汚染原因調査の進め方について解説いたします。

2)洗浄理論と予防管理手法

  製造機器の清掃や洗浄が毎日行われていても、それが不適切な方法や頻度であった場合は、蓄積された汚れが原因となり重大な微生物汚染に発展することもあります。
  効果的な洗浄方法を設計するためには、まず洗浄の基本をしっかり理解しておかなければなりません。洗浄剤や用具類の特徴、洗浄のメカニズム、基本ステップなどの各要素を理解し、製品や汚れの特性や製造機器の構造・材質に併せた方法を選択し組み合わせることが重要です。
  このセッションでは、前半では洗浄理論について解説し、後半では予防管理手法としての洗浄プログラムの設計や有効性の確認のためのモニタリング方法、洗浄バリデーションの実施方法を説明します。

3)洗浄による対策の実際

  製造ラインで微生物汚染があった場合は、原因究明を行った後、製造機器の分解洗浄などを行い初期状態に戻します。重要なことは汚染の原因となっている微生物を特定し、汚染箇所を確認し、確実に除去できる洗浄殺菌方法を設計することです。特に微生物の問題発生の多くは、洗浄不足や機械のサニタリー性の問題によるバイオフィルム発生が原因であり、これを除去するための洗浄を導入する必要があります。
  ここでは、バイオフィルム対策を中心に実際の事例をもとに洗浄による対策の実際と問題解決の方法について説明します。


注* 当社と同業種、コンサルタント・個人の方のご参加はお断りしておりますので、予めご了承ください。