食品工場・食品流通業対象
今回のセミナーは、このハザード分析の実践力の修得に焦点を当て、モデルケースを使用したケーススタディ(実習)を中心とした内容で企画いたしました。HACCPシステムの構築からISO22000、FSSC22000などの食品安全マネジメントシステムの導入を検討されている方に最適なプログラムです。皆様のご参加をお待ちしております。
※第209回EQMセミナー「食品工場におけるPRPの確立」と合わせて受講されることをお勧めいたします。
2018年8月22日(水):東京会場
(本社常設セミナールーム/JR線他 新宿駅 徒歩20分、京王新線 初台駅 徒歩10分)
2018年8月24日(金):大阪会場
(JEC日本研修センター 江坂/大阪メトロ 御堂筋線 江坂駅 徒歩1分)
10:00~17:00
会費:¥10,000-
時間 | 内容 | 講師 | |
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1 | 10:00~11:00 | 食品取り扱い施設のHACCPシステム導入について | 津田 訓範 |
2 |
11:00~16:15 |
HACCPプランの作成方法 | |
2-① | 11:00~12:00 | コーデックス7原則12手順の理解 | |
2-② | 13:00~15:00 (実習) |
ハザードの分析方法 | |
2-③ | 15:15~16:15 | CCP(O-PRP含む)の設定 | |
3 | 16:15~16:45 | HACCPプランの継続的改善 | |
16:45~17:00 | 質疑・応答 |
HACCPシステムは危害を予防するシステムで、生物的危害、化学的危害、物理的危害の発生を防ぐための管理ツールとして理解する必要があります。このセッションでは、HACCPシステムの目的、導入時の注意点、導入効果などを紹介、HACCPシステム導入の必要性について理解します。
①コーデックス7原則12手順の理解
HACCPシステムの構築は、コーデックス7原則12手順に則り、正しい方法で検討する必要があります。また、ハザード分析を実施するには、ハザード分析の前提条件となる情報を入手し、確認する必要があります。この情報とは、製品特性、製品の意図する用途、使用される原材料、そして製造工程を示したフローダイヤグラムです。
このセッションでは、コーデックス7原則12手順に沿ってHACCPプランの作成方法を解説いたします。
②. ハザードの分析方法(実習)
ハザード分析は、HACCPシステム構築において最も重要な行程です。ハザード分析は、フローダイヤグラムに沿って生物的危害、化学的危害、物理的危害に分類し、潜在的なハザードを含め全てを列挙し、そのハザードを制御する方法を明確にする作業です。
カナダFSEPの10フォームを参考にハザード分析シートを用い、実習を交えてハザード分析方法について習得します。
・原材料特性表(原材料リスト)、製品特性表、フローダイヤグラム、ハザード分析シートフォーマットはご用意いたします。
③CCP(O-PRPを含む)の設定
ハザード分析後、管理手段の決定を行います。管理方法の決定と評価には、人に対する健康への重篤性、重大性及び発生頻度を確認する必要があります。そしてハザードの軽減もしくは除去となる工程はCCP(ISO22000の場合は、CCP、O-PRPに分類)として決定されます。CCP(O-PRP)の設定方法について理解します。
・CCP整理表のフォーマットはご用意いたします。
HACCPプランは完成した時点が終点ではありません。定期的な検証を行い、修正しなければなりません。このセッションでは、HACCPプラン構築後の管理方法について解説、内部及び外部監査と教育の重要性を理解します。
(注) 当社と同業種、コンサルタント・個人の方のご参加はお断りしておりますので、予めご了承ください。