ハウスキーピングプログラム

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背景と課題Background And Issues

  平成17年2月1日厚生労働省医政局指導課通知(医政指発第201004号)で「医療施設における院内感染の防止について」の通達が出されました。本通知の中で、標準予防策とともに感染経路別予防策を実施することにより、易感染患者を防御する環境整備に努めること、また、環境整備の基本は、清掃であるが、その際一律に広範囲の環境消毒を行わないこと、血液もしくは体液による汚染がある場合は、汚染局所の清拭除去及び消毒を基本とすること、と記載されています。そこで、これらの助言を考慮に入れ、適切な費用で最大効果をあげられる「管理プログラム」が求められています。

ハウスキーピングプログラムの特徴Features Of The Program

  清潔で衛生的な環境をつくることは、感染対策上重要且つ基本となる感染制御策と認識しています。私達のプログラムは、科学的根拠に基づき作業を組み立て、実践、検証した仕様となっています。即ち、消毒薬で環境表面を消毒することは、感染症のアウトブレイクが発生したとき、血液・体液の汚染がある場合を除いて日常的には行わない。むしろ、除塵・清拭を中心とした作業の組み立てにしています。その根拠は、第15回、第22回手術医学会で私達が発表しています。会社の基本的な考え方、これまで培ってきた根拠、米国CDC(疾病管理予防センター)ガイドライン、日本の行政の指導通知等を基に組み立てています。根拠に基づかないこと、無駄な項目は、出来るだけ排除し、費用対効果を最大限たかめる「管理プログラム」をご提供いたします。

ハウスキーピングプログラムのポイントPoints Of The Program

1)実施対象範囲

実施管理項目の選別と実施範囲の確認をします。

2)グレーゾーンを無くす

病院職員による管理項目と専門管理への委託項目の区分を明確にします。

3)実施作業区分

実施作業別に日常、定期、臨時(特別)管理に区分し、それぞれの対象管理ごとに内容を定めます。

4)管理プログラムの作成

日常保清は、管理項目と実施頻度を入れた「管理プログラム」(TDWMシステム)を仮仕様として作成し、3ヶ月で汚れ・ホコリの付着状況を見て修正、見直しを図り、半年で現場に即した仕様を完成させます。

5)作業マニュアルの作成

管理対象項目別(例.病室、トイレ、浴室、エレベーター等)の作業マニュアル(手順書)及び使用資器材を用意します。

6)日常シフト制採用

病院の日常の動き(流れ)に合わせ、日常作業項目を時間内で消化していくために、人の動き、実施時間帯を設定します。

商品構成
  • HK年間管理プログラムの作成
  • 手術室保清及び洗浄殺菌
  • 日常作業マニュアル作成
  • 感染症発生時特殊消毒作業
関連商品

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・網戸クリーニング
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・昆虫管理
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・日常衛生管理用資機材
・受水槽、貯水槽清掃
・汚水槽清掃