令和7年(2025年)7月、前提条件プログラム(PRP)のISO/TS22002シリーズが改訂され、ISO22002:2025シリーズ第1版が発行されました。食品製造施設では、ISO22002-第100部に加え、ISO22002-第1部が適用されます。この中で、食物アレルゲン混入防止や化学的汚染防止の強化が明記されており、食品安全マネジメントシステムを運用されている企業は、前提条件プログラムの見直し、新たな考え方の追加、対応が求められます。
前提条件プログラムは、HACCPシステムを確立していくには欠かせない衛生管理項目です。しかし、運用するなかで、前提条件プログラムに関係した不具合が発生しているケースが見受けられます。これらの不具合が継続してしまうのは、「原因の特定に至っていない」からです。食品への影響を少なくするためには、可能な限り自社で実施できる対策を行い、食品に対するリスクを低減させ、問題解決に至る時間を短くする知識、技術を身に付けることが重要です。
そこで、2026年度のEQMセミナーは、異物混入防止対策を中心に、自社で実施可能な防虫対策技術を紹介する「第292回:自社で実施可能な防虫営繕」と、小動物対策に焦点を当てた「第291回:鼠属を中心とした小動物の対策について」を新規企画しました。そしてトレーニングスクール「第290回:分析手法:実技編」を開校します。内容は、実習を交えた動物性異物の分析方法を習得できる対面式です。また、その他テーマとして微生物汚染防止や食物アレルゲン混入防止対策など、弊社が取り組んできました経験をもとに、事例と具体的な解決策を含めた、実践的な技術セミナーを計画しました。
貴社施設の問題の解決方法、技術などの正しい知識の入手、従業員の定期教育及び従業員の力量アップにご利用頂きますと幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。